おてもやん企画と小林秀雄はたくさんの人に支えられ、励まされ、生存してきました。ありがとうを伝えたい人たちへ。少しづつ長~い時間をかけながら。
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やさしさは招く。
29歳も終わりに近づいた頃、お世話になった会社から独立し、おてもやん企画を設立しました。バブルが弾け、広告の世界もどうなってしまうのかと騒がれていた時期でした。糸井重里さんの事務所にいらした石井基博さんと浅葉克己さんの事務所にいらした高田正治さんが設立したデザイン事務所・ラッキーナイスに間借りさせていただくことになりました。
そこに遊びに来ていた戸田昭吾さんが、お祝いに招き猫をくださいました。それから27年間、いろいろな楽しい仕事を招いてくれました。仕事机の上でじっと僕の仕事を見守ってくれています。ほんとにありがたいことです。
その後戸田さんはポケモンの曲をたくさん作詞しました。本もたくさん書いています。戸田さんはその昔「fairy」と呼ばれていました。自分を大きく見せることもなく、たんたんと人々から愛される仕事を積み重ねています。いつも誰にも思いつかないアイデアを出しながら。こういう人がほんとに凄い人。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E7%94%B0%E6%98%AD%E5%90%BE

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100打数1安打の男!
僕の最高のキャッチフレーズ
アステルPHSその他のお仕事でお世話になった吉澤貴幸さん。ブログで僕に関するとっても楽しいお話を紹介してくださっています。以下、氏のブログより。
『僕の2人目の師匠でA氏の言葉を借りるならば・・・100打数1安打の男。でも、その1安打が場外ホームランになる(かもしれない)偉大なバッター』
うれしいです~!僕は見かけはゆるいのですが、たとえ相手ピッチャーがゴロを投げてきても、バットをぶんぶん振り回すところがあります。バットが土に刺さっちゃっても。言い得て妙過ぎる!!サーフィンの達人でもある吉澤氏は着メロのネーミング発案者でもあります。

背番号100分の1~
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川崎徹さんFAX。
29歳の時、独立しておてもやん企画をつくりました。一人でやっていけるのかまったくわからない状態でのスタート。独立の案内ハガキをお送りした中で、一番早くレスポンスしてくださったのが川崎徹さんでした。
着信音がなり、FAXがことこと動き出し。何だろう?と思ったら川崎さんからの祝ファックス。まさか川崎さんからお祝いの言葉をいただけるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。
僕がまだ学生で萬流コピー塾に投稿していた時、川崎さんは週刊文春で連載されていた短編小説の中に、僕の名前を書いてくださったことがありました。当時面識はなく、ほんとにびっくりしました。
それから何度かCMの仕事でご一緒させていただき、それはほんとに夢のような時間でした。毎年年賀状に、『昨日道を歩いていたらケツの穴を落としてしまいました』のようにくだらないことを書いてお送りしても、返信で『まだ君はそんなことを言っているのかね。窓を開けて大声で言ってみろ!』のように絶妙に切り返していただきました。
川崎さんのFAXからいただいた勇気は、今でも僕の宝物です。

川崎徹さんは今、小説家としてご活躍されています。
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くだらないことを、ひたすら続ける。
週刊文春誌上で糸井重里さんの「萬流コピー塾」の連載がスタートしたのは、僕が21歳の時でした。それまでまったく投稿をしたことがありませんでしたが、小田急線の中吊り広告で連載を知り、その時だけは送ってみようと思いました。
毎回お題が出て、それに対してコピーを考えて送り、家元である糸井さんが松5点・竹2点・梅1点・毒0.5点などの評価をするという形でした。僕は自分でもなぜだかよくわからないのですが、せっせせっせと大量の下ネタを投稿し、毒を積み重ねました。
その時の様子を、しっかり見ていてこんな風に考えてくれていた方が!ありがとうございます!!
http://kuwa98.blog122.fc2.com/blog-entry-715.html

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くだらな観音千日修行。
人知れず千回くだらないことをしようと思い「コピーライター小林秀雄の1日1言」で毎日1案を三年以上。ほとんど告知せずにひっそり更新。おかげでページビューが1日で1や2の日もありました。0になった時はやったって思いました。そして千回を迎え、それも知らせずにほっといたのですが、いつの間にか45いいねがついていました。えへへっ。ありがとうございました!
