シモキタさんぽ

おてもやん企画から歩いて行ける下北沢は、いろんな魅力が詰まったおもちゃ箱のような街。

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下北富士参拝。

小田急線東北沢駅~下北沢駅~世田谷代田駅が地下化。線路が敷かれていた場所に下北線路街が計画され、着々と進行しています。まだ工事中の建物もありますが、下北沢から世田谷代田に向かってお散歩すると、いい感じのBARや食堂、露天風呂&サウナも完備された温泉旅館「由縁別邸 代田」などに出会えます。そしてそして。さらに歩いていくと世田谷代田駅。その先からなんと、天気がいい日には立派な富士山が眺められるのです。おてもやん企画から徒歩で、こんなに美しい風景が眺められるなんて、幸せ!

この写真の三倍ぐらいの感覚で眺められます。

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下北の世界チャンプ。

2011年に下北沢からボクシングの世界チャンピオンが誕生したこと、ご存知ですか。WBA世界スパーフライ級王者清水智信さん。1965年に元OBF東洋フェザー級王者(日本人初)の金子繁治氏によって、下北沢駅そばに設立された金子ボクシングジム。清水さんはそのジムの所属選手でした。歩いていける場所で世界チャンプが毎日毎日厳しい練習を積んでいたなんて。

シモキタから世界王者が出た時はうれしかった!清水さんは現在、福井県議会議員も務めるイケメンです。http://www.tomonobu-shimizu.com/#profile

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変わりゆくシモキタ。

小田急線の開かずの踏切。焼跡闇市のような市場。下北沢には不思議な味がありました。小田急線は地下に潜り、線路が取り外され、数キロ分土地が生まれました。そしてこれから続々と下北線路街のショップなどが生まれていきます。さすがに温泉旅館ができるとまでは思っていなかったのでびっくり。https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001med9-att/o5oaa1000001medg.pdf

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乾電池充電。

下北沢駅から徒歩八分。アトリエ乾電池。ほどよい狭さの中に、大きな世界が広がります。柄本明さんが座長の東京乾電池の練習場であり、公演も行われます。17年前、柄本さんの第一回監督作品「空がこんなに青いわけがない」のポスターのコピーを書かせていただきました。https://movies.yahoo.co.jp/movie/151883/

東京乾電池の劇はもちろん、映画も日常のずれ満載で面白いですよ!

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夢の遊眠社と第三舞台の青春。

20代の頃、野田秀樹さんの夢の遊眠社、鴻上尚史さんの第三舞台を観劇したのが本多劇場。夢の遊眠社の散弾銃のような言葉、舞台を高速で動き回るスピード感、第三舞台のハートに光が差し込むエンディング。終演後も大波が去った後のようにしばらく席でぼーっとしていました。これもまた下北青春の一コマ。

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氏神様こんにちは。

おてもやん企画の氏神様は、下北沢にある北澤八幡神社(北澤八幡宮)です。地元の人は八幡様と呼んでいます。お散歩がてらお参りするのにほどよい距離なので、よくご挨拶にうかがいます。

今からおよそ500年前の文明年間(1469~84年)に、世田谷北辺の守護神として、当時の世田谷城主であった吉良家の勧請により創建されました。江原啓之さんも若い時に奉職されていたそうです。

例年だと9月初めに例大祭が行われます。おてもやん企画の近所からもお神輿が出発し、各地区のお神輿と八幡様で合流。露店もたくさん出てとてもにぎやかです。今年は残念ながら中止になってしまいました。先日お参りに行くと、手水がカラフルなボールでいっぱい。

いつもありがとうございます。
明るい手水
立派な能舞台
今月の言葉も楽しみ

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千里眼に軟弱挑戦

10年以上前でしょうか。おてもやん企画のポストに、千里眼のちらしが入っていました。何かが山のようにそびえていて。それが何なのかよくわかりませんでした。食べ物のおばけ?もやしのサイロ??ご存知の方には常識。二郎インスパイア系ラーメンの勇姿ですね。

何年も何年も行こう行こうと思いながら、もやしのエベレストを思い出すと食べきれるのか不安で。数年前にやっと勇気を出して暖簾をくぐりました。新参者が麺大盛、野菜マシマシなど頼めるはずもなく。麺普通、野菜マシ、からあげ別皿を注文。

うっ、うまい!太麺や野菜と相性抜群の濃厚なスープ。みかけと違ってまったくもたれることがない。お店を出たらまたすぐに食べたくなる。もっと早く勇気を出せばよかった。

https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13099150/

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下北にヴィレヴァンダイナーあり!

豊洲でランチをしながらの打ち合わせ。そこはヴィレッジヴァンガード ダイナーでした。ハンバーガー&ポテトドリンクセット。うまっ!打ち合わせそっちのけでかぶりつきました。はまってしまい、幕張まで食べに出かけたこともありました。

よくよく考えてみたら、地元下北にあるじゃないですか。ヴィレッジヴァンガード ダイナー下北沢。さっそく頬張りに。他店とはまた違った、ウェスタンな雰囲気がいいですね。

ごっついハンバーガーって、なんでこんなにうまいんでしょ。

https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13022465/

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天狗さまのお通りだい!

下北沢の節分と言えば。そうです。巨大な天狗さまがゴロゴロ移動する天下一天狗道中です。大天狗・鳥天狗・山伏・福男・福女が下北沢の商店街を福豆をまきながら練り歩いてくれるんです。

下北沢の節分祭は、「福は内」を3回唱える豆のまき方で「鬼は外」なし。福が充満すれば鬼はおのずと退散するから。この行列、誰でも加わることができます。

そして、投げてくれる豆袋はとった人がもらえます。何回も何回もまくので、ほぼもらうことができるんです。鬼と天狗と闘いか。ガチで闘ったら、壮絶だな。

http://www.shimokita-tengu.com/

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ちんちんタイム

下高井戸~三軒茶屋間を結ぶ東急世田谷線。二両編成の車両はかわっても、ゆるやかに走る姿、下町を感じさせる風景はかわりません。途中下車して招き猫がいっぱいの豪徳寺や、吉田松陰先生が祀られている松陰神社を訪れるのもいいですね。地元の人々から愛されているちんちん電車は、昨年50周年を迎えました。

https://sg50th.tokyo/