今をさかのぼること30年前。小林はまだ20代のひよっこ。バブル崩壊の荒波が押し寄せ、広告界は壊滅的になってしまうのでは。そんな声がささやかれている最中、おてもやん企画はスタートしました。
おてもやん企画というお茶目な名前とマークをくださった糸井重里さん。一隅に机のスペースを貸していただき、楽しい時間を過ごさせていただいたラッキーナイスの石井基博さん、高田正治さん。そして創業当初よりお仕事をご一緒させていただいた皆様。感謝の気持ちでいっぱいです。
仕事というのにくだらないコピーや下ネタまじりのコピーを量産し、それでも笑って受け流していただきました。自由に奔放に、まるで遊んでいるかのように多くの仕事に携わることができました。
「私、脱いでもすごいんです。」のように全国の方々に楽しんでいただいたキャッチフレーズ。「ただいま東京」のように東京中の至る所で目にするタイトルも制作することができました。多くの素晴らしい方々と仕事に恵まれ、とても幸せなコピーライター人生だと思います。
これからもますます苦笑いを誘うような仕事を続けていくと思います。こんな私にとってもやさしい皆様、今後ともおてもやん企画をよろしくお願いいたします!

