「チコちゃんに叱られる!」の解答には驚かされることが多い。昨日もそうだった。問題はメジャーリーガーが年中ひまわりの種を口にしているのはなぜか。
チューインガムを噛むとリラクゼーション&コンセントレーション効果があると聞いたことがあるのでそのためか、もしくはテニスプレイヤーが栄養補給などのために試合中バナナを食べることがあるので、そのどちらかと考えた。答えはなんと、暇だから。
自チームの攻撃中、確かにベンチにいる時間が長い。日本では声を出して応援するかヤジるため暇がないが、メジャーリーガーはほとんど声を出さない。昔、野球のもとになったスポーツがあり、ピッチャーは相手の打ちやすいボールを投げる決まりがあった。打者はすぐに打ち、打順がどんどん回ってきたという。ところが野球になるとピッチャーが打たせまいとし、味方の攻撃時間が長くなってしまった。それで暇を持て余すようになったのだという。
ひまわりの種を歯で割って中身だけを食べるにはコツがいり時間がかかる。それが暇つぶしに最適。殻は吐き出すので試合後のベンチは飲料の紙コップと殻でゴミ箱みたいになっている。日本人から見ると信じられないが、掃除する人にチップを渡すため、それもどうかと思うのだが、雇用に役立っているという。
とはいえ大谷選手は唯一紙コップで種を受け、ベンチの床を汚さないようにしていた。ほんとに大谷選手は、大好きになる要素しかない。