なぜ夢を見るのか。
「脳が睡眠中に情報を整理し、記憶を定着させるためと考えられる。特にレム睡眠と呼ばれる眠りの浅い状態で、脳の活動が活発になるため、夢を見る頻度が高くなる」といわれても、そうか!と納得する人はほとんどいないのではないだろうか。
夢と現実が交わったことがあるのかと考える。一番はこれだ。小学生の時。自分が布団に寝ている。まわりは真っ暗。そこにだけスポットライトが当たっている。天から声が聞こえた。
「モミましょうか?」
とっさに「モンでください」と答えた。間髪を入れずに全身をこちょこちょとモマれ、あまりのくすぐったさに飛び起きた。ちょっぴりくだらなさが漂う夢と現実の交差。