伊良部秀輝投手の話

高校時代からの親友が、長らくスポーツ新聞社で記者をしていた。彼から聞いた面白い話はたくさんあるが、これは凄いなと思ったのが伊良部投手の話。

当時ロッテ番記者をしていた友だちは、ロッテの練習の補佐にもかり出されていた。投手のノックで本塁に返球するとき、ボールを受ける役もやっていたという。彼曰く。

「伊良部投手の球だけが違うんだ。わざと思い切り投げてくるんだけど、ボールがつぶれて楕円形になって迫ってくる感じがするんだ」

野球部でもなかった友だちがそんな凄い球を受けられるのも驚きだが、当時日本最速クラスの158キロを投げた伊良部投手の球はまったく違うんだなと驚かされた。

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