先日、久しぶりの高校時代の友と旧交を温めた。場所は新橋。友の同僚がすすめる味がいいというより個室になっているという店の予約がとれた。三階に上がると、8人入れる個室を2人で使えるので、ゆっくり話すのにベストと思い喜んだ。
それもつかの間、隣の個室から巨大な話し声が聞こえ、それにのっかってさらに大きな声と笑い声が延々と続いた。さすがに場所をかえようと、ビールとハイボールを飲み店を後にした。帰り際ちらりとのぞくとZ世代年齢の若者たちだった。
二軒目はできるだけ騒がしくない店を選び様々な話をして40分ほどたった時、7人ほどの若い男女が入ってきて、着座するやいなやマックスで盛り上がった。なんと!聞き覚えのある声と会話パターン。先ほどの店のヤツらではないか。それから20分ほどたったあたりで若者サラリーマン軍団が入ってきて、店はいっぱいに。彼らも爆音をとどろかせて話に興じていた。
Z世代の若者たちがバブル期の若者たち顔負けの勢いがあることに驚いた。単なる思い込みであるが、Z世代の者たちは酒量も少なく群れず物静かとの印象があったからだ。しかし、彼らを見ているとその片鱗もない。うるさいことはうるさかったのだが、それがむしろ頼もしく感じた。