赤瀬川原平さんがとんでもなく面白かった。

数週間前のことだが、新聞を読んでいると赤瀬川原平さんの超芸術トマソンについての記事が載っていた。超芸術トマソンとは、不動産に付着して、何のためにあるのか理解できなず、ほとんど何も役に立たないものを純粋芸術と見立てたものである。1985年、赤瀬川さんが発表。至高のものとした。

名前は過去に巨人の助っ人として期待されたものの当時の球団三振記録を打ち立て、扇風機、三振王などありがたくないあだ名がつけられたゲーリー・トマソンに由来する。当時学生だった私は、この本を読んで今までに味わったことのない感銘を受けるとともに腹を抱えて笑ったものだ。

その後、前衛芸術家である赤瀬川さんの本をむさぼり読んだ。その活動は地球上で赤瀬川さん以外にはなしえないものばかりである。老人力というものを発見したのも氏であった。赤瀬川さんの家も笑わせてくれた。ニラハウス。建築家で東京大学名誉教授でもある藤森照信さんの設計だ。屋根などにニラが植えられている。その時期、お笑いの人たちよりも笑わせてくれたのだ赤瀬川さんであり、今でも私の心の大切なところにいる。

氏は尾辻克彦名で芥川賞も受賞している。

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