大ぶりで脂の乗ったサンマは今味わう。10月以降は小ぶりになる予想。

サンマが好きである。しかし、2019年以降は歴史的な不漁。確かに今年のぷりっぷりのサンマに比べると3分の2以下の大きさ。厚みも貧相な上に高かった。

あの肉厚なサンマと出会うことがなくなってしまうのかと思いきや、奇跡的な豊漁。魚焼きグリルからはみ出している。こんなごりっぱが一尾250円。

大きめの魚皿からはみ出している。実にうれしい。

さんまを食していると頭の中に流れるのが佐藤春夫の『秋刀魚の歌』だ。

あはれ 秋風よ 情(こころ)あらば伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉(ゆふげ)に ひとり
さんまを食(くら)ひて 思ひにふける と。

さんま、さんま さんま苦いか塩つぱいか。

佐藤春夫が親友谷崎潤一郎の妻千代と恋仲におちた男心を託した詩。

今年の大ぶりなさんまが多いのは、10月初旬までといわれている。さんま好きの人はいまがチャンス。

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