氏の著書(「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 ダイヤモンド社)に岡山県の大原美術館で、4歳の男の子がモネの<睡蓮>を指さして発した言葉がある。
「かえるがいる」
絵にかえるは描かれていない。男の子には水にもぐっているかえるが見えていた。自分なりの見方。とても重要だし、楽しいものだ。氏は続ける。ビジネスも学問も人生も「自分のものの見方」を持てる人こそが、結果を出したり幸せを手にしているのではないかと。
ノーベル賞を受賞した方や新プロジェクトXを観ていてもそう思う。今まで地球上になくて答えのない世界。そこに風穴を開けていくのは自分のものの見方をおいて他にない。
市井の自分にしても同じ。心しておきたい。