小林幸子さんのプロ根性は凄まじい

まだ古い新宿コマ劇場があるころ。親からだったと思うのだが、小林幸子さんの公演のチケットをもらった。公演の後に打ち合わせがひかえていたので、長くなったら途中で抜けようかと思っていた。

そんな気持ちは木っ端微塵に粉砕された。四部構成になっていたと思う。一部は時代劇風の舞台。二部はポピュラーソングだったか。もうかなり前のことなので順番が定かではないが、公演の前年、紅白歌合戦の本番で1億円はかけたであろうあの壮大な装置がうまく作動しなかったことがあった。第三部は紅白歌合戦の衣装が巨大な倉庫でつくられる過程のドキュメントから始まったのだと思う。

そしてドキュメントが終わると桁外れの衣装で幸子さんが登場したのだと思う。そこから四部、「おもいで酒」などの大ヒットを含む歌謡ショーがはじまった。

途中に休憩を挟み、何時間のスター時だったのか。すべてが見事で超越していた。

幸子さんのプロ根性は、私が体験した公演の中でもトップといっていいかもしれない。

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