家の墓のある墓地は宗派を問わない。墓石は縦型で○○家と彫られたものもあるが、横型でありがとうや感謝など、型にとらわれない言葉が刻まれているものも多い。
季節ごとに墓地の寺から冊子が郵送されてくる。公園墓地とはいえ宗派はあるのだが、墓地自体としてはそれを問わないため葬儀や法要は各宗派の僧侶・宮司が行う。
今回の冊子に協力寺社の紹介があり、目に留まったのが臨済宗の僧侶・見城宗忠氏の言葉だった。
『お釈迦さんの教えは「うまく生きる」のには役立ちません。しかし「よく生きる」ための智慧は無尽蔵です』
合点がいった。どちらも大切だとは思うのだが、やはり今は「うまく生きる」方に力点が置かれすぎている気がする。ロス無くうまく生きたい。自分もそう思う。しかし、「よく生きたい」も思考や行動の真ん中に持っておきたいものである。