スケベはあなただ!
高校の修学旅行は永平寺に宿泊し修行をする。予定だったのだが、お寺が改修工事をしていたため、福井の山中温泉に泊まることとなった。ネットもない時代。山中温泉がどのような特質を持っている場所なのか知るよしもなかった。それから時 … [Read more…]
高校の修学旅行は永平寺に宿泊し修行をする。予定だったのだが、お寺が改修工事をしていたため、福井の山中温泉に泊まることとなった。ネットもない時代。山中温泉がどのような特質を持っている場所なのか知るよしもなかった。それから時 … [Read more…]
今から46年前の高校生時代。友だちにしょうもないあだ名をつけるのが好きだった。クラスに宇宙人ぽいエキセントリックな男がいて、彼のあだ名は「女性用ふんどし」にした。 その頃女性用ふんどしというのは冗談の産物だったのだが、こ … [Read more…]
スズメバチには会いたくない。こちらが会いたくなくても、会ってしまうときがある。高尾山にはメインルートがあるが、そちらには向かわずに川を渡り道路を渡り民家横の細道を上がっていく地味なルートがある。そこを登ってさらに順路とは … [Read more…]
振り返るとなんじゃそりゃな出来事は多い。その一つが小学校の修学旅行。お決まりの日光の旅館。夕飯を終えてくつろいでいると、館内放送が響き渡った。 「部屋から出ている人はすぐに戻ってください」 緊急事態かと思い、続きの放送を … [Read more…]
13歳。人差し指からレコード針を落とす。ドラム、ハモンドオルガン、ハーモニカ。吉田拓郎さんの「春だったね」が流れる。なんだこれは!♪曇りガラスの窓をたたいて 字余りというのか抑揚が宙に浮いて波打っているというのか。このメ … [Read more…]
もともと空じゃんと言われれば、そうだねとこたえる。そんな空の頭であってもさらに空にしたいときがある。からは空か。何もないわけではなく、円形で奥行きがある。 最寄り駅から電車に揺られて1時間40分。青梅線の沢井で下車する。 … [Read more…]
みなさんは赤ちゃんの時から持っているものありますか。幼き頃の写真や母子手帳を別にすると、意外にないものです。私の場合はこの兜のみ。こどもの日。久しぶりに飾ってみました。 そして五月五日といえばちまき。 ♪ちまきたべたべに … [Read more…]
オーブリー・ビアズリー。1898年。25歳で世を去った異端の奇才。氏の作品は何を語るのか。三菱一号館美術館。 近頃、美術館で部分的に写真撮影可が増えている気がする。上記もそうだ。目を疑うような精緻な筆致。白と黒のコントラ … [Read more…]
時代を超越する芸術家は、自由であることの貴さを教えてくれる。 新宿SOMPO美術館。久しぶりにレオナール・フジタの世界に遊ぶ。乳白色の肌にシッカロールが用いられていたことを知った時にも驚かされたが、あのおかっぱ髪が、貧乏 … [Read more…]
笹塚、上原、下北あたりでリュックの後ろから刀のようにネギが飛び出している男を見かけたら、それはきっと俺です。