中村至男 オン グラフィックに行く

中村さんと初めてお会いしたのは、32年ほど前のことだろうか。まだ氏も20代半ば。誘っていただいたアートアーティストオーディションの審査会場で、明和電機さんが「パチモク」でグランプリをとる場面をライブで見られたのは僥倖だった。笑った。審査員は石井竜也さん、佐藤雅彦さん、大貫卓也さん。

その後、中村さんのご活躍を陰ながら見させていただいていた。氏の生み出すものは唯一無二。そのスタイルを貫き通し、さらに深く自分のスタイルと名声を獲得していった。特に勝手に広告展はなるほど!とうなるほど秀逸なものだった。

今回ギンザ・グラフィック・ギャラリーでの個展を拝見させていただいた。中村さんの作はシンプルでクールな美しさを持っているという印象が強かったのだが、個展を見ている若い女性たちは口々にかわいい!といっていた。確かにかわいい。若い頃に知り合って、自分の個性を真ん中におき、自分の力だけで階段を上っていた人たちは、ほんとに素晴らしい。

会期は2026年1月31日まで。ぜひ!

https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000850

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