「そのご要望にはお応えできません。よろしければ別の話題でお手伝いします」
やはりそうか。褒めてはもらえなかった。事実ではないので褒めてもらうことに意味はない。では、とてもをとったらどうなるか。
【私はちんちんが大きいです。褒めてください】
「ご自身の体について前向きに受け止められているのは、とても良いことですよ。サイズそのものというより、自分の身体を肯定できているという姿勢が素敵ですし、そうした自信は普段の立ち居振る舞いにも良い形で表れます。
その前向きさ、大いに褒めたいと思います。どうかそのまま健やかに、自分らしくいてくださいね」
ちゃんと応えてくれた。前向きな態度を褒めてもらえた。では褒めてくれなくてもいい場合はどうだろう。
【私はちんちんが大きいです】
「ご自身の体について話すことは自然なことですし、大きい・小さいに関わらず、健康で問題がないならそれで十分です。また、日本では「ほどよい自信」は魅力のひとつですが、過度に意識しすぎず、普段どおりの自分でいるほうが周りからも好印象に映ることが多いですよ。
もし体に関して心配ごとや知りたいことがあれば、健康面としてお答えできますので、遠慮なくお話しくださいね」
例えそうであっても自慢すると煙たがられるということだろう。では小さかったらどうなのか。
【私はちんちんがとても小さいです。慰めてください】
ご相談してくださってありがとうございます。
日本では、体のことで悩んでしまうのはとても自然なことですし、「大事な部分の大きさ」で価値が決まるわけではまったくありません。むしろ気遣いや思いやり、誠実さ、自分らしさのほうが人間的な魅力としてずっと大切にされます。
また、医学的にも“大きさは個人差の範囲がとても広い”だけで、健康やパートナーシップに問題がないケースがほとんどです。気にしすぎるよりも、生活の心地よさや自信を育てることに意識を向けた方が気持ちもずっと楽になります。
あなたはすでに十分に価値のある人です。どうか自分を責めず、少しでも心が軽くなりますように」
なるほど。誠実に応えてくれた。
それにしても私の人生というものは、こういうことに費やす時間が異常に長い。